あさちゃん 発達障害 障害福祉 ライター

あなたは大丈夫?認知の歪みをチェックしてみよう~その1~

投稿日:2018年5月29日 更新日:

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駆け出しWEBライターのあさちゃんと申します! 「ADHD」と「アスペルガー症候群」を患っておりますが本人は気にせず今日も生きております。ごはんおいしい。プロフィールはこちらから

こんにちは、あさちゃんです!

以前の記事で発達障害者に有効なメンタル管理法をお伝えしました。

発達障害者あさちゃんおすすめ!メンタル管理法

今回は当該記事でご紹介した「認知の歪みチェック」についてお話いたします。

あさちゃん
内容が長くなってしまうのでですので何回かに区切ります

認知とは

認知とは外部から知覚した情報に対して下す解釈や判断のことです。

通常人間が物事を感知するには目や耳、舌、鼻、皮膚などの「感覚器」で刺激を受信し、その情報は電気信号に変換され脳へと送られ、過去の情報に照合、分析されます。

例えばうつむいた人間を見た際の認知過程は以下のようになります。

①「うつむいた人間の映像」が眼球の奥の網膜に映る

②映像が電気信号に変換され脳へと送られる

③伝えられた電気信号と脳内に保存されている情報を照らし合わせる。

④「この物体はうつむいている人間、かつ友人の田中さん」であると理解する

⑤「田中さんがうつむいている」意味をこれまでの経験に照らし合わせる。

⑥「田中さんが落ち込んでいる」と理解する

一部の例外を除き、ここまでの過程は誰でもほぼ同じです。

そして、ここからの過程が幸福あるいは憂鬱な感情に影響を及ぼすのです。

田中さんはなぜ落ち込んでいるのでしょうか?

「お財布をどこかに落としたのだろうか」

「恋人とケンカをしたのだろうか」

「落ち込んでいるのではなく、頭痛や腹痛でうつむいているのかもしれない」

このように田中さん本人の原因ととらえる人もいれば、

「私が何かしてしまったのだろうか」

「おそらく田中さんは、私の事を嫌っていて、私の顔を見て不機嫌になっているに違いない」

など、自分が田中さんを不機嫌にしている原因だと思いこむ人もいます。

なぜ人によって、同じ物事に対しての捉え方が異なるのでしょうか?

それは「認知の歪み」が関係しているのかもしれません。

 

認知の歪みとは

先ほどの説明の通り、認知とは、感覚器で刺激を受診し、それを元に脳で分析・判断する過程です。

20世紀に活躍した心理学者アドラーは「人間は物事を見たいように見る」と喝破しました。

これは人間が自分勝手な生物であるという意味ではなく、人間が物事を認識するためには複数のフィルターを通す必要がある事、すなわち物事をありのままに認識する事が不可能である事を指しています。

そして人間が物事をどのように認知するか(傾向)は、個人によってばらつきがあり、その傾向によってはうつ病などの精神疾患や強い不安感などの原因となります。

その「精神疾患の原因となるような思考パターン」の多くは「非合理的」かつ「誇張・拡大的」な傾向があり、「認知の歪み」とよばれます。

 

認知の歪みは10個ある!

アメリカの精神科医アーロン・ベック博士によると、認知の歪みは以下の10パターンに分類されます。

①全か無か思考

②過度な一般化(あるいは「一般化のし過ぎ」)

③心のフィルター

④マイナス化思考

⑤結論の飛躍

⑥拡大解釈と過小評価

⑦感情的決め付け

⑧すべき思考

⑨レッテル貼り

⑩個人化

今回はそのうち①~③までをご紹介いたします。

 

全か無か思考

「全か無か思考」は物事を白か黒か、0点か100点かで認識する思考傾向です。

これは誤った二分法と言い換えることもでき、どれほど素晴らしい物事でも、たった一つの汚点がつくと、全ての価値が失われたように思い込んでしまいます。

つまり小さな失敗を過大に評価しすぎ、自分の事を無価値だと思いこんでしまうのです。

過度な一般化(あるいは「一般化のし過ぎ」)

「過度な一般化」は、一度起こった出来事がこれからもずっと続く思い込む傾向を指します。

例えば仕事でミスをしたとしましょう。

「過度な一般化」に囚われていない人々は、自分のミスに対し通常、「失敗する時もある」、「失敗の原因を分析し、次に活かそう」等と考えます。

しかし「過度な一般化」に囚われた人の場合は、自分の失敗に対し「また失敗してしまった。どうせ私はこれからも失敗し続けるんだ」、「私はいつも失敗している、いずれ周囲から見捨てられてしまうに違いない」等と重く受け取りすぎ、絶望してしまうのです。

心のフィルター

「心のフィルター」は外部からもたらされる情報のうち、「ポジティブなもの」、あるいはポジティブでもネガティブでもない「中立的なもの」を遮り、「ネガティブなもの」のみを取り込む働きをします

例えばあなたが上司から、「あなたは完成までに少し時間はかかるけれど、非常に丁寧な仕事をする」と言われたとしましょう。

多くの方はおそらく上司があなたの丁寧な仕事ぶりを褒めていると受け取るでしょう。

しかし本来嬉しいはずの言葉も心のフィルターを通してしまうと、「丁寧な仕事をする」という言葉は遮られてしまい、「完成までに時間がかかる」というメッセージだけが届くため、「私はのろまで使えない」というメッセージに変わってしまうのです。

 

いかがでしたか?

皆さんにも思い当たる部分が合ったのではないでしょうか?

落ち込んだときは、自分が認知の歪みに囚われていないかチェックしてみましょう。

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