あさちゃん 発達障害 障害福祉 ライター

知ってますか?発達障害の基礎知識【世界自閉症啓発デー】

投稿日:2018年4月2日 更新日:

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あさちゃん
駆け出しWEBライターのあさちゃんと申します! 「ADHD」と「アスペルガー症候群」を患っておりますが本人は気にせず今日も生きております。ごはんおいしい。プロフィールはこちらから

皆さんこんにちは!

みんなの心のオアシスでお馴染み・・・でもないあさちゃんですどうもすみません。

突然ですが皆さん、今日が何の日か、ご存知ですか?

本日4月2日は、国連が自閉症の啓発を目的として定めた世界自閉症啓発デー、日本では国民の皆様に発達障害への理解を深めていただく機会として、昨日から4月8日までの1週間を発達障害啓発週間に定め、その期間中、全国の発達障害に携わる団体が、多彩なイベントを開催しています。

これらのイベントは、発達障害に関する様々な偏見の払拭や、発達障害者の社会進出への援助等を目的としています。

様々な障害を持った方が、日々業務に励む弊社ドリームネットシステムズ(以下DNS)もその精神に則り、皆さまに様々な分野の障害についてご理解いただくべく、今後定期的に障害コラムを投稿いたします。

今回のテーマは発達障害ということで、発達障害者である私あさちゃんが発達障害についての四方山話をしてまいります。

お時間のある方は、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

発達障害ってなんだろう?

発達障害とは、脳のアンバランスな発達により発生する脳機能障害の一種です。

発達障害は、他の多くの障害のように、目が見えない、耳が聞こえない、歩けないなど、感覚器官や身体の動きに制限を受ける類のものではなく、「他者とのコミュニケーション」や、「情緒面」で問題を抱えてしまういわば、目に見えない障害です。

そのため、発達障害者が社会の中で困難や問題を抱えたとしても、ほとんどの健常者の方々は、それらトラブルの原因を、「ワガママ」や「甘え」、ひどい場合には「悪意」など、「障害者本人の人格」や「能力不足」に求めてしまいます。

実際、私自身もこれまでの人生において、このような言葉を幾度となくかけられ続け、その度に自分の存在を全否定をされたように感じました

これはそのような周囲の方のみならず、私にも当てはまる事があるのでしょうが、何かを持っているものは、それを持たざるものに厳しく残酷です。

それも恐らく、悪意も後ろめたさも一切抱かず、無意識にです。

重ねて申し上げますが、発達障害は脳のアンバランスな発達に起因するものであり、決して「本人の人格」や「能力不足」の問題ではありません

しかし現在の社会では、障害によって引き起こされる諸問題の原因どころか、発達障害の存在すらご存じない方もいらっしゃいます。

今後、我々発達障害者が社会に進出し、皆さんと共存・共栄するためには我々の努力だけではなく、健常者の方々の理解が不可欠です

発達障害の分類

発達障害はその特性により、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)の3種に大別されます。

上記3種の障害は、それぞれ単体で発症する場合もありますが、複数の障害を併発することも珍しくはありません

かくいう私あさちゃんも、自閉症スペクトラム症と注意欠陥・多動性障害を併発しています。

では、これら3種の障害はそれぞれどのような特徴を持っているのでしょうか?

自閉症スペクトラム障害

自閉症スペクトラム障害(以下ASD)は2013年に、、アメリカ精神医学会が発行した書籍DMS-5(注1)によって定められた発達障害の一分野です。

(注1)現在最も権威ある精神疾患・精神障害の分類マニュアル。正式名称「精神疾患の診断・統計マニュアル第5版(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders-5)」

DMS-5では、その旧版にあたるDMS-4にて定められた、広汎性発達障害の診断基準を見直し、自閉スペクトラム症(ASD)と社会的コミュニケーション障害(以下SCD)に再分類しました。

ASDの特徴は社会的コミュニケーションの障害と限定的な行動・興味・反復行動の2つ、SCDの特徴は社会的コミュニケーションの障害のみ(注2)とされています。

(注2)過去に「限定的な行動・興味・反復行動」が存在した場合は自閉症スペクトラム障害を疑うよう記載

注意欠陥多動性障害(以下ADHD)

ADHDは読んで字のとおり、注意力における困難と多動を特徴とした障害であり、その特徴によってさらに以下の3つに分類されます。

不注意優勢型

周囲のあらゆるものに注意を奪われてしまい、学校の授業や職場での業務に集中できない、他人の会話についてゆけない等、その場で必要とされる対象に注意を向け続けることを苦手とし、他人に「ぼんやりとした人」というイメージを抱かせます。

多動/衝動優勢型

椅子に座り続けるなど、同じ体勢をとり続けることを苦手とし、手遊びや体を揺らす、歩き回るなど、常に体を動かし続けてしまい、周囲に「落ち着きのない人」という印象を与えます。

また、思いついたこと、感じたことを衝動的に言動に移し、それらがトラブルに発展してしまうことも珍しくありません。

混合型

上記2つの特徴を併せ持つタイプで、ADHD患者の半数以上のがこのタイプに該当します

ADHDの症状は小児期にに最も強く表れ、成長と共に緩和されることが多いとされますが、成長しても緩和されない、あるいは逆に、成長と共に症状が強まる方もいらっしゃいます。

学習障害(LD)

学習障害は、知的障害がないにもかかわらず、「書く」、「話す」、「計算する」などの、「特定の分野」に困難を抱える障害であり、苦手とする分野によって以下の3種に大別されます。

1.読字障害(ディスレクシア)

文字を読むことを苦手とします。

2.書字表出障害(ディスグラフィア)

文字を書くことを苦手とします。

3.算数障害(ディスカリキュリア)

計算や推論をたてることを苦手とします。

まとめ

いかがでしたか?

発達障害と一言で表現してもその症状は様々、その症状は個人によって千差万別、今この瞬間も発達障害者の皆さんは、己の症状による引き起こされる周囲との不和・軋轢に苦しみ続けています

それらの問題を、発達障害者側の努力だけで解決することは困難です。

我々発達障害者が社会で皆さまと共存・共栄し続けるためには、健常者の皆さまの障害に対するご理解と、暖かいご支援が欠かせません。

どうか私達を知ってください。

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